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極東アジアの5ヶ国(地域)間を、なんとなく比較してみるブログです。

韓国/中国/香港/台湾の週間チャート1位は?(20180101週)

 みなさんご無沙汰しております。

 

 だいぶ間が空いてしまいましたね。まぁ、去年は仕事でもプライベートでも色々あってブログをさぼっていました。(あ、色々の中にはいいことのほうが多いのでご心配なく!)

 

 年末年始に久しぶりにアクセスしてみたら、更新してない間にも、私が想定していた以上に多くの方々がアクセスしていただいていて、「頑張って続けて再開してみようかな?」と思ったところです。

 

 ということで、2018年からまたこのブログを再開したいと思います!!いつまで続くかはわかりませんが、無理しない範囲で少しずつでも更新していけたらと思うので、これからもよろしくお願いします。

 

 さて、再開後の第1弾は、定例の各国の週間チャート比較です。最近はどのような音楽が流行っているのか楽しみですね。一緒に確認してみましょう。

 

 いつも通り、当記事を作成するにあたっては、以下のチャートを参照しています。

-韓国:Melon chart

-中国:V chart

-香港:Kkbox Hongkong chart

-台湾:Kkbox Taiwan chart

 

■韓国

 男性シンガーソングライター『Dean』の「instagram」が1位にランクイン。

 当初は、EXOやVIXXなどの有名アイドルに曲を提供(共同作曲も含む)するなど、作曲家として知名度を上げていたが、2015年頃からは自らがR&Bシンガーとしても活動。自らが作曲を手がけたしっとりとしたメロディーに、甘いマスクと甘い歌声が加わり、韓国女性から多くの人気を集めているアーティスト。

 いつもはラブ・ソングを歌うことが多いDeanだが、1位曲の「instagram」では、日々の生活のなかで人々のインスタグラムを見て感じる感情をつづっている。メロディーはいつもと同じようなしっとりとした感じで、深夜に聞きたくなるような曲となっている。

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■中国

 ボーイズグループ「TFBOYS」のボーカル『王源(レイ・ワン)』の「Sleep」が1位にランクイン。

 「TFBOYS」は、中国で最も人気のあるアイドルグループの1つで、その中でも王源は、ソロー活動やバライエティなどでの活躍により、特に多くのファンから愛されている。中国の青少年を代表して国連でスピーチをしたり、米タイムズ紙の「2017最も影響力のあるティーン30人」に選ばれるほど。既に大スターだが、まだ17歳なので、今後の活躍のほうが楽しみだ。

 1位曲の「Sleep」は、王源の6曲目のソロ曲であり、初の英語曲。こちらも甘いメロディーのバラードとなっている(やはり寒くなると甘い曲が聴きたくなるのかな?)。

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■香港

 ロックバンド『ToNick』の「長相廝守」が1位にランクイン。

 ToNickは、香港のポップファンクロックバンド。ロックバラードが主流となっているらしい香港で、ポップファンクを歌うバンドは珍しいらしい(確かに広東語のファンクはあまり聞いたことないなぁ)。個人的にファンクが好きなので、ToNickの曲は一通り聞いてみたいと思う。

 1位曲の「長相廝守」は、「救彊清道夫(Vampaire Cleanup Department)」というキョンシー映画の主題歌。ファンクロックバンド×キョンシー映画ということで、かなりファンキーな曲を期待したが、なんとロックバラードだった・・・。やはり、冬はバラードか・・・。 

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■台湾

 台湾の原住民族(プユマ族)出身の歌姫である『張惠妹(A‐mei)』の「身後(Left Behind)」が1位。

 張惠妹は、台湾の勝ち抜き歌謡番組「五燈奨」で25人勝ち抜きを果たし優勝した経歴を持つ実力派。台湾の音楽シーンで原住民族出身の歌手が注目されることはあまりなかったが、張惠妹がデビューし、人気になったことをきっかけに、原住民族ブームが巻き起こっていたという。

 1位曲の「身後(Left Behind)」もバラード曲。ただ、勝ち抜き歌謡番組で25人勝ち抜きを果たしただけあって、どちらかというと甘い韓国と中国の1位曲に比べて、声量が良く、力強い。

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